薬剤師の妹からの提案「患者卒業を目指しませんか?」

東京都内、千代田区の「御茶ノ水」駅付近は、大きな病院がいくつもあります。患者のほとんどが近所のクリニックだけではきちんとした治療を受けられない人たちで、紹介状を書いてもらって、そうした大きな病院に集まっています。

私もそんな患者のひとりなのですが、平日の外来のみでその数およそ1日4000人弱。そうした人たちに、付き添いの人がいることを考えると、1日におよそ6000人の人が病院に集まるわけです。待ち時間には、ただ椅子に座ってスマートフォンでニュースをななめ読みしたり、本を持っていって読んだりするだけなのですが、帰宅すると、何か重いものをしょって帰ってきたようで、とても疲れます。

私は霊感があったり、他人の後ろにオーラを感じたりするほどの者ではないから、何か「気」のようなものを感じるわけではありませんが、とにかく疲れます。やはり、患者として3時間以上過ごすと、自分の意識が「患者なんだ」と思い込むのでしょうか。

診察を受けてから会計処理を頼み、診療費を払い、薬(院内処方です)を出していただくまでにもかなりの時間がかかります。だいたい、会計処理を頼んでから「病院に行くときにはここ」と決めている、行きつけのラーメン屋さんに行ってきて昼食をとって病院に戻り、さらに20分くらい経ってようやく診療費を払い、さらに20分で薬ができあがり、帰途につく、というわけです。

会計や予約が電子化されたので、以前の「3時間3分」、つまり待ち時間3時間、診察3分という悲惨な状態は避けられていると思います。「待ち時間が多くなってしまっている」というのは、医師のみなさんが、患者の話をきちんと聴いてくださっている証拠だと思います。薬に関しても、私は院内処方してくれる病院ですが、希望する薬局へ処方箋をFAXしておいて下さったりする病院やクリニックも増えてきていて、医療関係側も努力して下さっているなと感じます。

担当医師の変更があっても、電子カルテで引継ぎができているのもありがたいことです。電子カルテが導入されたころ、医師側もとまどっていたのか、画面に視線が釘付けになっていらっしゃった方もいましたが、最近は慣れてきて、普通に会話ができるようになりました。あとは、ひとりでも多く「患者からの卒業」ができれば、病院の外来診療はもう少し余裕が出るのではないでしょうか。

余談ですが、私の妹は子供が小さいので派遣薬剤師として短期で働いています。こちらのサイトを参考にしてとても役立ったようですよ。⇒http://xn--8dry00aq8gcrgz0of7tyer.com
その薬剤師の妹の言葉の受け売りですが、患者側も病院まかせにせず「卒業」に向けて、できることはすべてやるという心がまえが必要だと思います。高齢化社会となり、ますます病院が混んでくることは十分予測できますし、実際そうなっていますから。